2026年(令和8年分)の年末調整は、所得税の壁が178万円、扶養が136万円に。ワーママが損しない書き方と、育休中・大学生の子がいる家庭のチェックポイントを画像でやさしく解説していくよ!
今年も年末調整の季節が来たー!!
書類も多いし、よくわからないから毎年困ってる!
そんな人のために、2026年版の年末調整の書き方をわかりやすくまとめたよ!
今年は控除の金額が大きく変わったから、去年と同じ感覚で書くと損しちゃうかも💦
このガイドを見ながら進めれば、払いすぎた税金をムダなく取り戻せるよ👍
- ✅パートで働いている → 2026年の年収の壁まとめ
- ✅夫の扶養に入りたい・育休中 → 育休ママ・ワーママは要チェック!
- ✅大学生の子がいる → 特定親族特別控除申告書
- ✅とにかく書き方だけ知りたい → 年末調整の書き方を解説
まず結論!2026年の年末調整で変わったこと
今年(令和8年分)は、去年に続いて税金の「年収の壁」がさらに引き上げられたよ。
ワーママに関係が深いのは、この5つ!

- 所得税がかからない年収が178万円に(去年160万円)。基礎控除104万円+給与所得控除74万円の合計だよ。
- 家族を扶養に入れられる年収が136万円に(去年123万円)。夫(妻)や子どもの年収が136万円以下なら、扶養控除・配偶者控除の対象。
- 配偶者特別控除が満額になる年収が169万円に(去年160万円)。
- 基礎控除が最大104万円に。合計所得489万円以下(年収665万円くらいまで)の人はみんな104万円!
- 23歳未満の子がいる家庭は、生命保険料控除が最大6万円に(これまで4万円)。
ほとんどの人が「控除が増える=税金が減る」改正だよ!
ただし金額の書き間違いには注意してね。
- 「年収」と「所得」ってなにが違うの?
年収:1年間にもらったお給料の合計(交通費は除く)
所得:年収から「会社員なら誰でも自動で引いてもらえる分(給与所得控除)」を引いた、税金計算用の金額
例)年収136万円 − 給与所得控除74万円 = 所得62万円
所得は手取りとは別もの! 源泉徴収票の「給与所得控除後の金額」が所得だよ。
計算ツールに年収を入れると、所得が出てくるよ!
お給料だけの人は「年収136万円以下なら扶養OK」のように、年収で覚えておけば大丈夫✨
年末調整って何?

年末調整は、毎月のお給料から天引きされた所得税を、会社が1年分まとめて計算し直してくれる手続きだよ。
払いすぎた分は、年末か年明けのお給料に追加されて戻ってくるよ🥰
今年は12月に戻ってくるお金が増えるかも
今回の改正は2026年12月1日スタート。1〜11月のお給料からは改正前のルールで天引きされているから、12月の年末調整で新しいルールを使って1年分を計算し直すよ。

例年より戻ってくる金額が増える人が多いよ!
12月か1月の給与明細で「年末調整」の欄をチェックしてみてね✨
年末調整に必要な書類は?
会社から配られる(またはWebで入力する)申告書は、この3つ+住宅ローンの人は1つ。
| 申告書 | 何のため? | 誰が書く? |
|---|---|---|
| 令和8年分 扶養控除等 (異動)申告書 | 扶養している家族を申告 | 全員 |
| 令和8年分 基礎控除申告書 兼 配偶者控除等申告書 兼 特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書 | 基礎控除・配偶者・大学生の子の控除 | 全員(基礎控除の欄) |
| 令和8年分 保険料控除申告書 | 生命保険・地震保険・iDeCoなど | 保険などに入っている人 |
| 住宅借入金等特別控除申告書 | 住宅ローン控除 | ローン2年目以降の人 |
※会社によっては、来年分の「令和9年分 扶養控除等申告書」も一緒に提出するよ。

該当する人は、これらの書類が家に届いてるはずだから一緒に添付して提出しよう!
(ネット提出の場合は、スマホで撮った写真を提出するはず)
- 📌保険に入っている人 → 生命保険料・地震保険料の控除証明書
- 📌iDeCoや国民年金を自分で払っている人 → 掛金・保険料の払込証明書
- 📌住宅ローン2年目以降の人 → 住宅借入金等特別控除申告書と年末残高等証明書
※配偶者控除を受ける人は、配偶者の給与明細も手元にあると計算がラクだよ

証明書は10〜11月ごろに届くよ!届いたらすぐ1か所にまとめておこう✨
やることはこの3ステップだけ!
①今年の年収(交通費は除く)と、家族の今年の収入を見積もる
②生命保険・地震保険などの控除証明書をそろえる
③3つの申告書を書いて、会社に提出する
(期限は会社が決めるよ。11月中が多いから、会社の案内をチェック!)
年収は給与明細の「総支給額」を1月から足していけばOK! 交通費が含まれていたら、その分は引いてね✨
年末調整の書き方を解説
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書

出典:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/pdf/2026bun_01.pdf
2つ以上の会社からお給料をもらってる人は、1つの会社にだけ出せば大丈夫だよ!
①名前など基本情報
全員記入するところ!
②「A 源泉控除対象配偶者」
以下に当てはまる人は、配偶者の情報を記入してね!
- ・あなたの所得が900万円以下(給与収入だけなら年収1095万円以下)
- ・あなたと生計を一にしている
- ・配偶者の合計所得金額が95万円以下(年収169万円以下)
- ・配偶者が青色申告者・白色申告者ではない
③「B 源泉控除対象親族」(今年から欄の名前が変わったよ)
居住者で、16歳以上(=平成23年1月1日以前生まれ)で、年収136万円以下(合計所得62万円以下)の家族がいる場合はここに記入。
さらに今年からは、19歳以上23歳未満(平成16年1月2日〜平成20年1月1日生まれ)で、バイト代などの年収が136万円超〜174万円以下の子もここに書くよ。
海外に住んでいる家族(国外居住親族)は、次のどれかに当てはまる場合だけ対象。
- ・16歳以上30歳未満の人
- ・70歳以上の人
- ・30歳以上70歳未満で、留学している人/障害者の人/あなたから年38万円以上の仕送りを受けている人
16歳未満の子どもは扶養控除の対象外だから、ここには書かずに⑥へ!
④「C 障害者、寡婦、ひとり親又は勤労学生」
対象の人は記入! 勤労学生は、今年から年収163万円以下(合計所得89万円以下)が目安だよ。
⑤「D 他の所得者が控除を受ける扶養親族等」
他の家族の扶養に入っている人がいる場合は、ここに書こう! たとえば、夫も働いていて「夫が18歳の子どもを扶養している」ケースなど。
「扶養されている人の情報」を記入してね。
⑥「住民税に関する事項」
以下に当てはまる人は書くよ。
- ・退職金(退職手当等)をもらった配偶者や家族がいる人
- ・16歳未満の子ども(平成23年1月2日以後生まれ)がいる人
給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書

出典:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/pdf/2026bun_06.pdf
この書類が今年いちばん金額が変わったところ! 順番にポイントを見ていこう👇
①給与所得者の基礎控除申告書
基礎控除は、合計所得金額が2,500万円以下の人なら誰でも受けられる控除。今年は最大104万円になったよ。
年末調整で基礎控除を受けるには、この申告書の提出が必要だから全員しっかり書こう!

STEP1|収入金額を記入
1年間の給与見込みをざっくり記入!(11〜12月分は予想でOK)
STEP2|所得金額を計算
自動計算ツールに収入金額を入れると自動で計算してくれるよ!
STEP3|該当区分にチェック✅
今年の区分はシンプル。合計所得489万円以下なら104万円、489万円超655万円以下なら67万円、655万円超2,350万円以下なら62万円を書くよ✨
去年の「88万円」「68万円」の区分はなくなったよ!
去年の申告書を見ながら書く人は要注意!

②配偶者控除等申告書(夫婦で申告する人)
配偶者(夫・妻)がいる人はここも大事!
条件に当てはまれば、自分の税金を軽くできるよ。
(控除を受ける本人の合計所得金額が1,000万円以下=年収1,195万円以下であること)
STEP1|配偶者の基本情報を記入 名前・マイナンバー・生年月日を記入。
STEP2|配偶者の所得金額を計算 配偶者の収入金額(給与+その他)を合計して、自動計算ツールで所得金額を出そう。
→「所得って何?」は、記事の最初の「年収と所得の違い」の囲みを見てね。ツールに入れるのは、今年の年収の予想(交通費を除いた総支給額の合計)だよ
STEP3|判定にチェック 当てはまる区分にチェックして、控除額を記入。
控除額は、基礎控除の欄で書いた「区分Ⅰ(A〜C)」と、配偶者の「区分Ⅱ(①〜④)」が交わるところの金額を書くよ。
例)夫の年収600万円(区分Ⅰ=A)、妻の年収150万円(所得76万円で区分Ⅱ=③)→ 配偶者特別控除38万円
136万円を超えても、169万円までは控除が満額のまま!
「136万円を超えたら損」ではないよ!

③ 特定親族特別控除申告書
去年からスタートした、大学生世代の子がいる家庭のための控除だよ。
バイトで稼ぐ子どもがいる家庭は必ずチェック👇

STEP1|子どもの情報を記入 名前・マイナンバー・生年月日を記入。
STEP2|所得を見積もる バイトなどの収入を合計して、自動計算ツールで所得金額を出そう。
STEP3|表を見て控除額を記入 STEP2で出した金額をもとに、該当する控除額を記入して完了。
子どものバイト代は12月分まで含めた見込みで書くよ。
12月にたくさん働く予定の子は要注意!
④ 所得金額調整控除申告書
ここは年収850万円を超える人だけが対象!
23歳未満の子どもがいる場合などに書くよ。
夫婦ともに年収850万円超なら、夫婦どちらも使えるのがポイント。
保険料控除申告書

出典:https://www.nta.go.jp/taxes/tetsuzuki/shinsei/annai/gensen/pdf/2026bun_04.pdf
①生命保険料控除(今年から子育て世帯の特例あり)
10〜11月ごろに届く「生命保険料控除証明書」を手元に用意しよう!
控除証明書に金額が2つあるときは、12月までの見込みの「申告額」のほうを書くよ。「新」「旧」の区分も証明書に書いてあるから、そのまま書き写してね。
今年からは、23歳未満の扶養親族がいる人は、一般の生命保険料(平成24年以降に契約したもの)の控除が最大4万円から最大6万円にアップ。
申告書に新しくできた「23歳未満の扶養親族」の欄に、子どもの名前や生年月日などを書くよ。
扶養控除は夫婦どちらか一方だけど、この特例は夫婦ふたりとも使えるのがポイント! 共働き家庭は2人とも忘れずに
生命保険料控除はこのサイト👇を使えばササっと終わるよ✨
生命保険料控除額計算サポートツール
※23歳未満の子がいる人は、ツールのSTEP.4で『23歳未満の扶養親族がいる』にチェックを入れてね!
②地震保険料控除
地震保険に加入している人は、「地震保険料控除証明書」に記載されている金額をそのまま書き写すだけでOK!
③社会保険料控除・小規模企業共済等掛金控除
ここは、給与天引き以外で、国民年金や国民健康保険、iDeCoの掛金を自分で払っている人が記入する欄だよ💡
「掛金払込証明書」が届いたら、その金額を見て記入すればOK!
住宅借入金等特別控除申告書
住宅ローンを組んでいる人のみ!この控除額はめちゃくちゃ大きいよ〜!

ローンを組んでいる金融機関から届く年末残高等証明書と、税務署から届いている令和8年分の住宅借入金等特別控除申告書を見ながら記入していこう!
申告書をなくしちゃったら、税務署で再発行してもらえるよ!
2026年の年収の壁まとめ
今年は、税金の壁がぜんぶ引き上げられたよ。ただし社会保険(健康保険・年金)の壁は別のルールだから、ごちゃまぜにしないように注意!

税金の壁は上がったけど、社会保険の130万円は変わっていないよ。
扶養内で働くママは、税金より先に社会保険の壁をチェック!
※住民税は所得税より低い年収からかかります。金額はお住まいの市区町村によって違うので、気になる人は自治体のホームページで確認してね。
※社会保険の加入条件(勤務先の規模や労働時間など)は、勤務先にも確認しよう。
育休ママ・ワーママは要チェック!
産休・育休で収入が下がった年は、夫の配偶者控除・配偶者特別控除の対象になるかもしれないよ。夫の税金が減って、家計の手取りが増えるチャンス!

判定のポイント
- ✅育児休業給付金・出産手当金は収入に含めない(どちらも非課税)。会社から受け取った給与と賞与だけで判定するよ
- ✅今年の給与収入が136万円以下なら配偶者控除、136万円超207万円以下なら配偶者特別控除
- ✅夫の合計所得が900万円を超えると控除が減り、1,000万円を超える(年収1,195万円超)と受けられない
- ✅「税の扶養」と「社会保険の扶養」は別もの。育休中もママ自身の健康保険・厚生年金はそのままだよ
たとえば月給25万円のママが3月から産休に入った場合、1〜2月分の50万円+ボーナスで判定。136万円以下なら夫が配偶者控除を受けられるよ!
手続きは夫の会社の年末調整で
夫の会社の年末調整で、配偶者控除等申告書にママの名前・マイナンバー・今年の所得見込みを書いてもらおう。夫が自営業なら確定申告で申告するよ。
過去の育休も5年さかのぼれる
「数年前の育休のとき、申告してなかったかも…」という人も大丈夫。還付申告は5年以内ならできるよ。たとえば2022年分なら2027年12月31日まで。
- ✅過去の年はその年の基準で判定(2024年分以前は年収103万円、2025年分は123万円が配偶者控除の目安)
- ✅夫の当時の源泉徴収票を用意して、e-Taxか税務署で申告
- ✅確定申告の内容は市区町村にも伝わるから、住民税も直してもらえるよ
共働きワーママの見落としポイント
- ✅23歳未満の子がいれば、生命保険料控除の特例は夫婦どちらも使える
- ✅大学生の子のバイト代が136万円を超えても、197万円までは特定親族特別控除がある
- ✅年の途中で転職した人は、前の会社の源泉徴収票を今の会社に出すのを忘れずに
よくある質問
Q. 年末調整だけで、税金の手続きは全部終わる?
A. 次に当てはまる人は、年末調整とは別に、来年2〜3月に確定申告が必要だよ。
- ・医療費が年10万円を超えた(所得200万円未満の人は所得の5%超。医療費控除)
- ・ふるさと納税をワンストップ特例で申し込んでいない、または6自治体以上に寄付した
- ・住宅ローン控除の1年目
- ・副業の所得が年20万円を超えた
Q. 提出したあとに間違いに気づいたら?
A. すぐ会社に連絡しよう。翌年1月末までなら、会社で年末調整をやり直してもらえるよ。それ以降は、確定申告で直せるよ。
まとめ|2026年の年末調整は早めにチェック
年末調整って、つい後回しにしがちだけど…実はしっかり書けばお金が戻ってくる大事な手続き!
2026年は控除の金額が大きく変わったから、去年と同じ感覚で書くと控除漏れの原因になることも。特にチェックしてほしいのはこの3つ。
- ✅今年の年収見込みで、基礎控除の区分(104万円・67万円・62万円)を選んだ
- ✅夫(妻)や子どもの収入を、新しい基準(136万円・169万円・197万円・207万円)で確認した
- ✅23歳未満の子がいる人は、保険料控除申告書の新しい欄を書いた
今年もちゃんと書いて、取り戻せるお金をしっかり受け取ろう✨
※記事作成にあたり、正確性に努めていますが万が一間違いがある場合はご了承ください。個人の記載ミスに責任は負えません。(2026年10月21日時点の情報のまとめです)
Sources
- 国税庁「令和8年分 年末調整のしかた」(基礎控除・給与所得控除・扶養の所得要件・配偶者特別控除額表・特定親族特別控除額表・生命保険料控除の特例・申告書の記載事項)
- 国税庁「年末調整がよくわかるページ」(申告書の様式・記載例)








